震撼-ベルリンのクリスマス市にトラック突入

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Japanese version of the article „Erschütterung über Anschlag in Berlin“ originally postet on December 20th 2016 2016年12月20日付 テロ行為と推定されているベルリンでの惨事に、ドイツ国際平和村は愕然としています。また、スタッフ一同、被害を受けた方々、その方々の家族・友人の皆様に想いを寄せています。 アレポ、アンカラ、チューリッヒ、ベルリン。過去数週間、悲劇の舞台となった場所です。このリストはもっと長くなるかもしれません。「なんという世界にいるのか」と人々は問いたくなるでしょう。犠牲者が目の前にいたり、友人・知人、家族が犠牲となったら、確かに身近に危険を感じることでしょう。この残虐さに人々は息をのみ、この残虐行為は人々を震撼させます。目には涙があふれ、動揺、怒り、暗迷、悲しみといった反応が広がります。何が、人をこのような行為に走らせるのでしょうか?背後で操っている黒幕の意図は何なのでしょうか?恐怖や不安を助長し、彼らが生きてきた不公平な世界のどこかに報復し、戦闘を拡大したいのでしょう。   どうにもならないような気持ちになり、次に起こる惨事を想像してしまうかもしれません。確かに、具体的に抵抗できる何かができるわけではないかもしれません。しかし、この状況下においてできることは、私たちがどのような世界に生きたいのか、私たちの子どもたちや孫たちがどのような世界に生きるべきかを念頭に、意識的に行動することです。 難民受け入れに反対する声や、イスラムとヨーロッパの文化が相容れないとする考えが増えています。それに追随したいか、例え「浅はかな善人」といわれようが人道的かつデモクラシーの価値を大切にしたいかは、各自が決めることです。 人道、公正、超党。これらは、約50年間、紛争や危機的状況にある無実の犠牲者への援助を行うドイツ国際平和村が大切にしている事項です。ドイツ国際平和村は50年間の活動を通し、これらが子どもたちにとっても意義あることを知っています。 ドイツ国際平和村の施設には、常時約150人の子どもたちが生活しています。現在、ドイツ国際平和村にいる子どもたちは、アンゴラ、アフガニスタン、ガンビア、タジキスタン、キルギス、アルメニア、ガザ、ウズベキスタンといった国々から来ています。そして、彼らの背後には、母国で待つ家族の存在があります。全ての子どもたちに共通することは、病気やけがを負っている、または負っていたということです。彼らの身体的な制限は、母国では治療できないのです。もう1点、共通点があります。国や肌の色、言葉、宗教に関係なく、平和な共同生活ができることをこの子どもたちが示してくれています。この体験が子どもたちの中に残り続け、大人によって構築された現在の動向に影響されないことを願います。不穏が広がりつつある世界において、寛容さと公正、そして共に寄り添いあうことを次の世代に伝えていくことは、今の私たちの任務です。 写真:©Toby Binder