設立より49年―まだ見えぬ平和な世界 2016年7月6日付

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設立より49年―まだ見えぬ平和な世界

2016年7月6日付
ドイツ国際平和村は設立当初、一時的に活動するため設立されました。しかし49年経った今も、ドイツ国際平和村は活動を続けています。

当時、設立に携わった人々は、いつの日か戦争がなくなり、必要な医療が母国で受けられる世界になるという望みを抱いていました。

紛争や危機的状況の地域では、病気やケガを負った子どもたちへの支援はいまだに必要とされています。ドイツ国際平和村が設立されてから約50年経った今日、より一層多くの戦争や危機が世界の人々を苦しめています。現在、6,500万人の人々が母国を追われ、難民になっています。これほど多い人数はこれまでありませんでした。国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)の調査によると、ソマリア、シリア、アフガニスタンの三カ国からの難民が難民全体の半数以上を占めています。そして、その難民の50パーセント以上は、18歳以下です。この数字は、大変驚くべきものです。

 

「設立から現在までの変化、それに、暴力的に問題を解決しようとする傾向は変わらず、むしろ益々ひどくなっている。この状況に大きな懸念を抱いています。」と、ドイツ国際平和村代表のトーマス・ヤコブスは言います。メディアによると、ドイツは危機に瀕した国々の支援として軍隊を配置することを挙げていますが、このような方法に私たちは反対します。
1988年以来、ドイツ国際平和村はアフガニスタンを主な支援国の一つとして支援し続けています。年に2回、ドイツ各地の協力病院で治療を受けるために、ケガや病気を抱えた子どもたちがチャーター機によって渡独します。そして、チャーター機の復路便で、治療を終えた子どもたちが母国の家族のもとに帰ります。子どもたちは、多くの場合、もう一度生きるチャンスを手にし、人々は宗教や文化の違いを越えて一緒に暮らすことができるという自分たちの経験を母国へ持ち帰ります。今年も8月に74回目となるアフガニスタンへのチャーター機による援助飛行を予定しています。
ドイツ国際平和村の49年の歴史と約29年間続けてきたアフガニスタンの子どもたちへの支援活動から、軍の介入は情勢の安定、そして平和をもたらさないことを私たちは確信しています。ドイツ国際平和村はこれまでの経験から、医療、教育、社会福祉の分野へ投資することのみが、テロをなくし、平和を実現できる手段だと思っています。国が発達するための支援金も、早急に医療や社会のインフラ改善のために使用されるべきです。それにより、治安や情勢の安定、国の発達、そして平和が実現できるのです。

 

写真:何十年もの間、アフガニスタンでは不安定な情勢が続いています。Uli Preuss

 

 

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