市民から市民へ「パケットアクション2016」 約5000箱をアルメニア、ナゴルノ・カラバフ、タジキスタンへ

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Japanese version of the article „Paketaktion 2016: Rund 5000 Pakete für Bedürftige in Armenien, Nagorny-Karabach und Tadschikistan“ originally postet on December 16th 2016 2016年12月16日付

ハンブルクからアルメニアのエレバンまで、直線距離だと約3700kmあります。ドレスデンからタジキスタンの首都ドゥシャンベまでは、5600kmです。この距離を、日持ちのする食品や暖かい衣類が詰められたダンボール箱を積んだ貨物機が移動しました。ダンボール箱の中身は、コーカサス地方とタジキスタンの人々にとって厳しい冬を過ごす助けとなります。

市民、学校、教会、幼稚園など、グループで規定の箱を購入し、食品を詰めてくれました。箱の中身は、小麦粉、砂糖、肉や野菜の缶詰、チョコレート、歯磨き粉、温かい靴下などです。これらの基礎食品は、アルメニア、ナゴルノ・カラバフ、そしてタジキスタンの失業者、年金生活者、孤児、病人にとって、冬季生活の糧になります。「人々はまた、それぞれに必要なものを交換したりしています。こうして手に入れたもので、厳しい寒さを乗り越えられるのです。」と、長年協力してくれている現地パートナースタッフが言います。

この「援助を詰めて」をモットーにしたパケットアクションは、アルメニアとナゴルノ・カラバフに向けて約20年間、タジキスタンに向けては2007年より行っています。日本やドイツの感覚では、このアクションは焼け石に水といった程度かもしれませんが、目的地の人々にとっては大きな支援となっています。タジキスタンやアルメニアの地方の隣人間の援助がない地域では、身寄りがない年金生活者は飢えに耐えなければなりません。時間がくれば食事ができ、またバランスの良い食事は、当たり前のことではありません。そのような人々のことに想いを寄せ、自分にあるものを分け与えるというこの活動に、多くの人々が協力下さったことは大変意味あることです。

集まったダンボール箱とその他の援助物資、合計約80トンの物資は、ある運送会社の協力によって無償でデュッセルドルフ空港に搬送されました。そして、12月13日、空港からドイツ国際平和村がチャーターした貨物機によって、目的地へ向けて発送されました。12月14日には、それぞれの国のパートナー団体のスタッフが、荷を降ろし、支援物資を必要としている人々への分配を開始しました。

ドイツ国際平和村は、アルメニアとタジキスタンのパートナーと困窮している多くの人々を代表して、パケットアクションへのご協力に感謝します。この活動によって、私たちは共に社会的連帯を示し、人々へ「あなたたちを忘れていません」という想いを示すことができたのです。誠にありがとうございました。

ドイツ国際平和村は、援助物資輸送活動に並行して、現地プロジェクト活動と個々の子どもたちへ医療治療を提供する活動を行っています。アルメニアとタジキスタンからも子どもたちをドイツへ受け入れています。現地パートナー団体との長年の協力関係によって、活動に必要な基盤が整えられ、またそれぞれの場所で援助を必要とする人々への適切な分配が可能となっています。コーカサス地方、中央アジア、アフガニスタンの病気やけがを負った子どもたちへの次回の援助は、2017年2月に予定しています。

写真:アルメニアにて。子どもたちがドイツから届いた物資に喜んでいます。

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