武器輸出-小さな武器による子どもたちへの被害

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Japanese version of article „Schlimme Folgen von Kleinwaffen für Kinder“,orgininally posted on 26th of October 2016 2016年10月26日ドイツの武器輸出量は、新たに増加しています。メディアによると、今年だけでも、小型武器用の弾薬の輸出量は、10倍になっています。また、輸出国も変化しました。武器輸出国のトップ10の中には、人権侵害で知られる国もあります。サウジアラビア、アルジェリア、そして25位から8位に急上昇したトルコ。武器を輸入している国は、争いのために武器を必要としている国だとも言えます。これらの事実は、難民の数をおさえるのに必要なことなのでしょうか。それとも、武器を輸出することで、さらに悲しい出来事が増えるのではないでしょうか。 人権保護のための規律を守ること、そして、武器や弾薬の残量のコントロールを改善することに関する連邦政府の誓約は、事実上のことを何も変えません。戦争や内戦、例えばシリアでは、小型武器により多くの市民が殺害されています。国連の報告によると、毎年約20万人が小型武器により死亡しています。これは、世界での惨死のほぼ半数です。 武器の目的は神聖であるべきではありません。アムネスティ・インターナショナルの最新の報告書の中に、シリアでのISに対するアメリカ誘導の「不相応」で「無計画」な軍事連合の侵略で一般市民が苦しんでいると報告されています。 ドイツ国際平和村は、戦争が及ぼすものを知っています。そして、その戦争に、ドイツも武器輸出を通して、加担しているということも知っています。ドイツ国際平和村は、ほぼ50年前から戦争や危機的状況にある地域の子どもたちを援助しています。約30年前からは、アフガニスタンの子どもたちへの支援も行っています。今年8月には、74回目になるアフガニスタンへの援助飛行を遂行できました。この国には、基礎的なインフラが不足していて、子どもたちが直接の被害者になります。通学、十分な食事、年相応の発達の可能性、十分な水、電気、暖房システム、これらは、アフガニスタンでは医療供給と同じくらい贅沢なものなのです。地雷、空爆、ロケット弾爆発、それに小型武器は、どんな時にでも、直接ケガになる原因です。子どもたちは、ケガを負っても、現地では適切な治療が受けられません。ドイツ国際平和村は、「テロとの戦い」という名の国際軍事干渉から15年経っても、悲しい状況があることを知っています。どの州でも安全状況は、整っていません。アヘン生産はレコード記録になるほど増加しています。可能性をもった多くの人がこの国を去っていきます。ドイツ国際平和村は、暴力は暴力反対を挑発すると知っています。人間らしく生きられることを可能にする構造を、国々で作らなければなりません。この方法で、テロを撤廃させることができるのです。

ルーマニアへの支援 ―1990年から現地パートナー団体とともに行っています― 2016年7月21日付

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Japanese version of article „Friedensdorf Partner in Rumänien …“ 7月初頭、ドイツ国際平和村スタッフが、ルーマニア西部のチェナドとスンニコラウ・マーレという町に向けて出発しました。トラックには、1,4トンの援助物資を積み込みました。衣類、車いす、様々な医療備品や機器、そして超音波器1台が、長年共に活動しているパートナー団体を通して、物資を必要としている人々に送られます。   現在、ルーマニアでは以前から続いている汚職関連の記事が新聞の見出しを飾っています。ルーマニアの主要都市の約3分の1の都市において、汚職や権力の乱用が発覚し、地方選挙が行われたました。公務員の減給や深まりつつある国民の貧困が、この国で日常に広まっている汚職の理由と見受けられます。このような状況下、ドイツ国際平和村が支援物資を人々に届けるのに大切なことは、信頼できる長年のパートナーの存在です。 ルーマニアには、その経済状態の悪さや生活水準の低さから、仕事を探すため、他のEUの国へ移住する人々が多いです。ルーマニアは2007年からEU加盟国ですが、いまだにEUの中で最貧国の一国として数えられています。欧州への難民の受け入れについて、当初ルーマニアは反対していましたが、現在ルーマニアでもイエメンやシリアからの難民を受け入れています。ルーマニアの経済状況や課題を考慮すると、難民を受け入れるのは大変なことです。 先日、月200ユーロだけの給料に対して、公務員によるストライキが行われましたが、労働組合はまだここにはありません。人々が2つから3つの仕事を掛け持ちして、週6日から7日間働き通しで生活費を稼ぐことはよくあることです。年金収入が月100ユーロ以下である年金受給者には、EUより食料品が配給されていますが、年金受給者の多くは、月あたりの年金収入が10ユーロから20ユーロなのです。健康保険は、収入の約4分の1も支払わなくてはならないのに、薬や手術に必要な備品の費用は追加で支払う必要があります。 状況が良くなっていく兆しが見えても、その傾向や希望が続く気配はありません。若年層の人々が仕事やより良い生活を求めて母国から去っていく一方で、年配の人々は無関心になってしまい、状況が変わるという期待を持っていません。 このような様々な問題や課題を踏まえ、ドイツ国際平和村は、ルーマニアの人々への定期的な支援の重要性を改めて認識しています。 写真:ルーマニアへ送った支援物資

設立より49年―まだ見えぬ平和な世界 2016年7月6日付

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Japanese version of article „NACH 49 JAHREN FRIEDENSDORF: KEIN FRIEDEN IN SICHT“ 設立より49年―まだ見えぬ平和な世界 2016年7月6日付 ドイツ国際平和村は設立当初、一時的に活動するため設立されました。しかし49年経った今も、ドイツ国際平和村は活動を続けています。 当時、設立に携わった人々は、いつの日か戦争がなくなり、必要な医療が母国で受けられる世界になるという望みを抱いていました。 紛争や危機的状況の地域では、病気やケガを負った子どもたちへの支援はいまだに必要とされています。ドイツ国際平和村が設立されてから約50年経った今日、より一層多くの戦争や危機が世界の人々を苦しめています。現在、6,500万人の人々が母国を追われ、難民になっています。これほど多い人数はこれまでありませんでした。国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)の調査によると、ソマリア、シリア、アフガニスタンの三カ国からの難民が難民全体の半数以上を占めています。そして、その難民の50パーセント以上は、18歳以下です。この数字は、大変驚くべきものです。   「設立から現在までの変化、それに、暴力的に問題を解決しようとする傾向は変わらず、むしろ益々ひどくなっている。この状況に大きな懸念を抱いています。」と、ドイツ国際平和村代表のトーマス・ヤコブスは言います。メディアによると、ドイツは危機に瀕した国々の支援として軍隊を配置することを挙げていますが、このような方法に私たちは反対します。 1988年以来、ドイツ国際平和村はアフガニスタンを主な支援国の一つとして支援し続けています。年に2回、ドイツ各地の協力病院で治療を受けるために、ケガや病気を抱えた子どもたちがチャーター機によって渡独します。そして、チャーター機の復路便で、治療を終えた子どもたちが母国の家族のもとに帰ります。子どもたちは、多くの場合、もう一度生きるチャンスを手にし、人々は宗教や文化の違いを越えて一緒に暮らすことができるという自分たちの経験を母国へ持ち帰ります。今年も8月に74回目となるアフガニスタンへのチャーター機による援助飛行を予定しています。 ドイツ国際平和村の49年の歴史と約29年間続けてきたアフガニスタンの子どもたちへの支援活動から、軍の介入は情勢の安定、そして平和をもたらさないことを私たちは確信しています。ドイツ国際平和村はこれまでの経験から、医療、教育、社会福祉の分野へ投資することのみが、テロをなくし、平和を実現できる手段だと思っています。国が発達するための支援金も、早急に医療や社会のインフラ改善のために使用されるべきです。それにより、治安や情勢の安定、国の発達、そして平和が実現できるのです。   写真:何十年もの間、アフガニスタンでは不安定な情勢が続いています。Uli Preuss    

アルメニアとキルギスで「国際子どもの日」のお祝い!

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Japanese version of article „Internationaler Kindertag“, orgininally posted on 6th of June アルメニアとキルギスの現地パートナー団体から、「国際子どもの日」を祝ったパーティーの写真が届きました!現地パートナーたちが進めている治療プロジェクトを受けている子どもたちが中心となってお祝いしました。子どもたちは踊り、共に笑い、楽しい時間を過ごしました。現地パートナー団体は、現地ではその日に慣例となっている「子どもたちへのプレゼント」を用意しており、子どもたちに贈りました。 「国際子どもの日」の始まりは、1925年開催の「ジュネーブの子どもの福祉世界会議」にさかのぼります。各国がそれぞれ「子どもの日」を設定し、例えばドイツでは9月20日を「世界子どもの日」としており、それぞれの日に子どもの権利を尊重する機会や啓蒙活動が行われています。